滑った日数に応じて、5160円の寄付を2つの団体に行いました【1Shred=1$】

自分たちが滑った日数に応じて環境保護や社会問題に寄付をするプロジェクト、1Shred=1$プロジェクトの報告です。
6月の中旬からカウントをはじめ、3ヶ月の滑った回数の合計金額に応じて2つの団体に寄付を行いました。まずは滑走日数から振り返ってみます。

目次

2020年6月-8月の滑走日数は合計56日

6月-8月の滑走日数は56日でした。ざっくり3ヶ月が90日と考えると、そのうち最低56日は板に乗ったということで2日に1回位のペースで何らかの横乗りはやれていますね。56日滑ったので5600円を環境問題関連の団体に寄付をします。本当は自分たちが何かをできればいいのだけど、植林なんかはいきなりできない。だから自分たちにはできないけど、やりたいことをしている団体に寄付することで少しでも貢献していこうと考えています。

5600円分の寄付をするということで、今回は以下の2つの団体に分散して寄付してみることにしました。寄付先の紹介と、なんでその団体を選んだかもこの後書きたいと思います。

寄付先①:POW-Protect Our Winters-

寄付先②:公益財団法人国際緑化推進センター

寄付先:POW-Protect Our Winters-

Protect Our Winters(以下POW)は、2007年にプロスノーボーダーのジェレミー・ジョーンズが設立した団体です。スノースポーツのスタンスから気候変動にフォーカスを当てた団体を見つけることができなかったためジェレミーは自ら行動を起こしました。アメリカでスタートしたPOWの活動は世界中のスノーコミュニティに影響を与え、現在では12か国にPOWのネットワークは広がっています。

具体的になにをするのか

ミッション

スノーコミュニティの情熱を気候変動問題を解決するムーブメントに変える

脱炭素社会からの脱却とその啓蒙活動

現在POWはHAKUBAを中心として脱炭素社会に向けた啓蒙活動やビジネスモデルを提言しています。マイルストーンとして、2023年に「スノーコミュニティ・脱炭素社会」という題目で、「スキーヤー/スノーボーダーを中心としたアウトドア・アクティビティに情熱を注ぐ仲間たちによる気候変動問題への理解が進み、自らこの問題を発信し、行動を起こしている。」という状態を目指しています。

スノーボード一色の人生を歩んできた自分にとって、この活動はすごく意味のある活動だと思うので寄付を決めました。
(寄附金額:2160円)

寄付先:公益財団法人 国際緑化推進センター

公益財団法人国際緑化推進センターは、熱帯地域の森林保全や気候変動等の地球環境問題に取り組む団体です。主な活動としては、熱帯地域の調査研究、植林活動、企業・NGO支援を行っており、今回は植林活動の分野にあたる「熱帯林造成プログラム」に3,000円の寄付をしました。

熱帯林造成プログラムとは

JIFPRO(公益財団法人 国際緑化推進センター)は、企業や個人と協力して緑の地球づくりを行うため、企業のCSRや個人の寄付金をもとに熱帯林造成基金を設け、海外において植林活動を行っています。この熱帯林造成プログラムは、1992年から活動を開始し、これまでに途上国おもに東南アジアを舞台に8,666haの面積に植林しました(東京ドーム1,853個分)。この熱帯林造成基金を用いて、海外、おもにミャンマー、ベトナム、インドネシアなどで熱帯林の再生や、食料や燃料など住民の生活資源のとなる森づくりを行っています。熱帯地域の荒廃地に植林して、緑の大地を復元していくことは、森林生態系及び生物多様性の回復、気候変動対策としてのCO2吸収および途上国の地域住民の生活向上といった国連の持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するものです。

熱帯地域に植林を行う意味

熱帯地域の荒廃地に植林をすることには、次のような目的があるそうです。

  • 森林⽣態系及び⽣物多様性の回復
  • 二酸化炭素吸収による気候変動対策
  • 国連の持続可能な開発⽬標(SGDs)
  • 途上国の地域住⺠の⽣活向上(水源涵養林、コミュニティフォレスト、生産林)

これまでの事業の成果としては、1992年に熱帯林造成基金を設立し、東南アジアの五か国ミャンマー、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアを舞台に8,725ha(53プロジェクト)の面積に植林を行いました。これは、東京ドーム1,866個分に相当する面積です。(2019年3月31日現在)

カード払いで簡単に寄付

上記2つの団体は、寄付の決済にクレジットカード支払いを設定していて、オンラインで簡単に寄付をすることができます。振り込みとかめんどくさいなあと思う方でもネット環境さえあればすぐに寄付できます◎

寄付はすぐに完了できる。

そんなに大金を寄付することはできませんが、自分たちが滑った回数分くらいは何かしらのアクションを実施していきたいと考えています。寄付をすることでこの団体が今後どんなことをしてくれるのか活動の報告も楽しみになりますし、環境問題への意識も上向くと思いますよ。来月はどこに寄付しようかな!

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